ホーム ヘルパー 2級資格取得の講座 介護福祉士試験 仕事は求人は給料は?

ホームヘルパーについて



2015年頃には日本の国民の4人に1人が高齢者と言います。
そんな超高齢社会でとても重要な役割を担うホームヘルパーは
現在ではまだまだ不足しています。

ホームヘルパーは高齢者や障害者の方の家庭を訪問し、日常の
お世話や生活をお手伝い介護していくお仕事です。
この仕事では、ヘルパーのやさしさと思いやり、そして確かで
高度な介護技術が求められます。あなたも、やさしさと
思いやりを込めて人とふれあい、心からありがとうと感謝される、
そんな仕事を目指してみませんか?

       ホームヘルパー 2級 講座受けてみましょう。

ホームヘルパーの始まりとは?



ホームヘルパーの始まりは!
最近は、若い人からも社会のためになる仕事として、注目されそのための
資格取得に頑張る人が多くなっているホームヘルパーと言う仕事ですが
そもそも、その始まりはどんな物からスタートしたのでしょう。

ホームヘルパーと言われる前、1950年頃には「家庭奉仕員」という呼称
で呼ばれていました。
当時は、高齢者などが自宅で介護を受けると言うときは、今のような
専門職いわゆる、ホームヘルパーなどはありませんでした。

それは、人の手を借りて行うものではなくそれぞれの家族自体が行う
ものとされていたんですね。
そして、家族では働きに出る人も居るわけですからどうしても人手が
足りないと言うこともありますが、
その時は、病院に入院させるといった方法を取るのが普通だったんです。

しかし、所得の少ない人や生活保護など受けている方は働かないと生活も
出来ませんし、病院への入院なども費用が沢山掛かるので動きが取れなく
なってしまいます。
そこで、このような家族や、一人暮らしの高齢者などの家庭で介護が
必要な方が居る場合に「家庭奉仕員」と言う人が派遣されお手伝いの
ようなことをしたことが始まりです。

 

ホームヘルパーさんは以前は「家庭奉仕員」と言われてました。



当時はこの「家庭奉仕員」と言うのは、別に資格制度があるわけでも
なく役所等から、指名されて決まると言う形式のもので、そのサービス
内容などはそれぞれ違っていて、しっかりしたものではなかったようです。

しかし、時代の経過とともに、社会情勢は大きく変化し、核家族化、
少子高齢化と言う問題がクローズアップされ、老々介護というような
ことも珍しくなくなってそのことが、色々な問題を提起するように
なって来ました。

それぞれの家族だけでは、十分に介護ができないという家庭もドンドン
増えてきていますし、介護をする人自身が高齢になったり、要介護者が
居ることから子供が介護に必死になることから、結婚も出来ないと言う
ことや、やがて不憫になって辛い事件も起きてしまうといった問題が
頻発するようになってきました。

そのような、諸問題を何とか良い方向に持っていくために、1989年に
高齢者のための保健や福祉に関するサービスの内容を盛込んだ
「高齢者福祉整備10年計画」というのが発表され、「家庭奉仕員」は、
「ホームヘルパー」と言う名称に変わったのです。

 

訪問介護員となり法的な位置づけがされました。



    それと同時に、「ホームヘルパー」になるための研修制度というのが
出来上がり全国で統一されることになり、資格取得の特別な試験制度と
いうものはないのですが、一定のカリキュラムを組んでそれを修了
した人に資格が与えられしっかりしたサービスが提供されるように
なったのです。

その後、1995年に「ホームヘルパーの24時間対応制度」というのが
導入され、2000年に「介護保険制度」というのがスタートしましたね。

そして、ホームヘルパーさんは、別称「訪問介護員」ともいわれ、
現在では在宅福祉や専門施設での専門職として第1線で活躍するように
なり広く一般にも知られるようになったのですね。

今後、益々、多くのホームヘルパーさんが必要になることは確実で、
各地方の自治体も、そのための研修制度なども開催したり、受講料の
補助などあらゆるサポートを行い始めています。