ホーム ヘルパーの介護のときの心得とは!

介護をするときの心構えは?



ホームヘルパーさんの2級資格を取得、いよいよそれぞれの事業所などで
介護の仕事を始めることになりますが、その際の心構えや、気持ちなどは
どのようなものを自分で自覚したらいいのでしょう。

これからは、要介護の人のお世話を始めるのですが、やはりそのとき
一番考えないといけないのは、自分の考えを押し付けたりそれくらい
出来るのではというようなことを絶対に持たないことですね。

「こんな些細なことで・・・!」
と言うようなことでも、介護を必要とする方にはとても大変な作業に
なったり、まったくそれが出来ないというようなこともあります。
時として、それが命にかかわるような重大な事故を引き起こしたり
することも有るんですね。

ですから、とにかく介護を必要とする方の気持ちになって、そして
安全性や確実性を考えて介護の作業をオkなうことが大事です。

例えば、身体的なサポートを必要とする方には、心身に何らかの障害を
持っているという場合が非常に多いんですね。
ですから、何か動作を起こそうとするとき、それが出来るのかとか
もし、出来なかったらというような恐怖心が先にたってしまうんですね。

自分が、歩いたり、ベッドから起き上がったりすることが中々大変と
言うことが分かっていても、それでもやはり、少しでも歩いてみたいとか
ベッドから起き上がって見たいと言う願いは絶対にあるんです。

ホームヘルパーさんは、このような願いをちょっとした手助けをして
あげることで叶えてあげられるのが、ホームヘルパーさんのとても大事な
仕事になるんですね

人間にはどのような事態になっても、人としての尊厳と言うものが有ります。
分からないから、聞えないから、見えないからと言うようなことから、その
人の尊厳を踏みにじるようなことは絶対にしてはいけません。

 

 

 

その人の人としての尊厳や思っている意思を大事にしてあげましょう!



ホームヘルパーさんの仕事は、人を直接的に対象にすることになります。
ですから、その人の人となりを尊重してあげ、プライバシーも大切にして
深く入り込むことなく、でも分かってあげるという配慮する必要があります。

出来るだけ介護中には、目を離さないように気をつけて、心身が緊張を
しなうように、出来るだけ顔をみて話しかけてあげたり、手をさすって
あげたりして、リラックスさせてあげましょう。

さらに、何か異変があっても中々声で知らせたり出来ないような場合も
ありますから、顔色を観察、そして目や、手足の動きなどよく観察して
置くことも大事です。

介護をしてあげるその人の人格など尊重してあげるというのはその人の
ことをしっかりわかってあげると言うことから始まると思います。

最近は特にホームヘルパーさんになる方には若い方が多くなっています。
若い方がこの業界で活躍して、力を発揮すると言うのはとてもいいことですね。
しかし、その若い人が介護をしてあげる方は、殆どが高齢者です。
さらに、心身に障害などを抱えている方なんですね。

ですから、高齢者がそのような事態になったときなどの心理的な状況などを
しっかり分かって上げることがとても大事です。
最初は、非常に難しいと思います。
どうしてこんなことが・・・・。とか
なぜ、分からないのか・・・。 と言うように、自分と同じ目線で物事を
考えたり、当てはめたりすると思います。

でも、そこで一呼吸置いてみましょう。
それが出来ないから、それがわからないから・・・。
そのお手伝いをホームヘルパーさんが、してあげるんですよね。

絶対にあせらないこと、そして何か分からないことなどあれば絶対に
熟練の先輩に相談して見ることです。
分からない、出来ないときあせって自分の考えで行動をすると、それは
後で取り返しのつかない事態になることも十分に考えられます。

情報を探して、読んで考えて理解する。
認知症という病気は、最近特に多くなっています。
その症状には色々なものがあるんですね。

夜中に徘徊するというもの、突然泣き出す、顔にまったく表情がない
若い頃のことはある程度分かるが、ついさっきのことは覚えていない
知らない人を自分の家族と思うなど、根本的な認知症の症状は同じですが
その人によってまったく違う症状がよくあります。

ですから、その人の顔色やしぐさ、あるいは表情などをしっかり知ってあげ
今、何か不安なことなど無いかというよなことも常に見ておく必要があります。
と言うことは、やはり介護が必要な人にはどのような人が多いのかなどを
事前に把握して知っておくことが必要ですね。

そして、その勉強したことを元にして、対象になる方の病状など理解して
いくことが必要です。
それは、人はそれぞれみんな性格なども違います。
育った環境もまったく違いますし、病気なってもそれらがすべて失われる
と言うことでは有りません。
ですから、その人に合う対応の仕方を見出し、行動していくことが真の
ホームヘルパーさんと言うことになります。